車庫部分の掘り込みは、ほぼ終わり掘りやすい良い土で作業が捗りました。
コンクリート擁壁の代わりとなるCPブロックの基礎スタートです。強度を保つ設計の通り基礎幅1100ミリを確保。
鉄筋を組む前の捨てコンクリートが打ち終わり、いよいよ鉄筋組に移ります。
カーポートは、三協アルミの U.スタイル アゼストです。
業界初の開口12mのフレームは迫力満点。
重量は、200kgを軽く越える分厚いアルミ製です。
建物側は駐車場2台分の屋根をかけるため桁(梁)を入れて、屋根の下地は完成です。
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三協アルミのU.スタイル アゼストの屋根の骨組みが出来上がり次の行程にうつります。
カーポートの足元を固める為に、土留めブロック積み工事を進めました。
基礎幅、コンクリートの厚みともメーカーの指定通りにとても細かく配筋していきます。
基礎コンクリート打設後いよいよ、CP型枠(プレーン)の積み上げが始まります。
擁壁のCP型枠ブロックが積み上がり、鉄筋量がしっかり入って頑丈設計です。
ブロックの中に、ジャミコンクリートをバイブレータで流し込み全体に充填。
一番底まで入ると写真のようにシミが全体にでてきます。これでブロックのなかにしっかりとコンクリートが充填されCP型枠部分は完成です。
三協アルミのU.スタイルアゼストの仕上げを進めていきます。天井材貼るため、先に熱線吸収ポリカを貼っただけで大きな日除けとなりました。
電気の仕込みがあるので、建物側の二列を残して天井材の貼りが終わりました。
リビング前にタイルテラスを作らせていただきますので、砕石を転圧下地を作っていきます。
ブロックの高さが決まり、積み上がりました。写真の右側のスロープは車イス対対応です。
タイルテラスの下地調整のモルタル敷です。この下地はタイル屋さんしか触れることが出来ません。
左官屋さんにモルタルで壁の下地を作って貰っています。
旦那様がご選択された漆黒の落ち着いた色合いのタイルはリビング前を引き締めます。
排水に一工夫、タイルテラスの水はすべて壁際に集めます。
集めた水は、壁際のスリットから、外部に排水されます。細やかな細工もベテラン職人の技で綺麗にこなします。
長らく弊社の事務所にて預からせていただいておりました庭木が定位置に帰って来ました。珍しいトネリコです。
タイルテラスの目地が入り完成です。とても落ち着いたお洒落な雰囲気となりました。
車庫土間のアクセントに元のお庭で使用されていた板石を再利用させていただきます。
土間の面積が広いので、奥から順に土間の打設していきます。
仕上げの色は、トミナガコーポレーションのブラックでスッキリと仕上げます。
手前の土間も同じくブラック仕上げです。
塀の柱を立ててそれに合わせたアルミよ笠木(コーピング)を組み付けます。ミリ単位の繊細な加工です。
壁の色が決まり、コテ塗り開始です。壁が大きいのでフラットプラスター仕上げでスッキリと塗りあげます。
塀の裏側は黒い床タイルにあわせて、限界色のブラックでシックに仕上げていきます。
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アゼストと同色のアルミラッピング材にてボーダーフェンスを組んでいきます。
外観が引き締まってきました。
その後、土間にヘアークラックという、コンクリートなどが乾燥して収縮したり、逆に膨張したりしたときに表面に生じる髪の毛ほどのひび が入ってしまい、タイルを支給頂き土間の仕上げを変更していただきました。
最終仕上げに含浸タイプのコーティング剤にて、表面加工をさせていただきました。
タイルとのコントラストも綺麗に仕上がり、更に高級感が増しました。
日中の仕上がり外観です。
建物と同調しとてもきれいな仕上がりとなりました。
夜の様子も高級感があり素敵な空間です。業界初のアゼストの開口12mの桁は圧巻、迫力満点です。